テラコッタの展示

医療とアート

芸術作品を見ることによって、私たちはより深い心の層に触れ、ふだん気づかない心の声を聞くことができます。やさしくあたたかみのある作品に接して心を開くことは、日常のストレスから解放され、病気に対する自己治癒力を高めることにもつながります。

不安な気持ちで来院される患者さんに、少しでもやすらぎのある空間を提供したい。そのような思いを込めて、当院で松田真治氏によるテラコッタ像を展示しております。

展示風景

松田真治氏の世界

座る女ー大地の女ー(1999)

テラコッタによる女性たち

私のライフワークは、テラコッタによる女性像の制作です。テラコッタ(Terracotta)は、イタリア語で「焼かれた土」の意味で、美術の世界では陶製の彫刻や建築装飾をいいます。

テラコッタは古代より世界各地にありました。ギリシャのタナグラ人形、中国の俑、わが国の土偶、埴輪などがそれで、今日まで土にかえることなく作者の思いを伝えています。

私が感じるテラコッタの魅力は、粘土に込めた思いを他の材質に移しかえることなく、そのまま作品にできる制作方法や、やさしくあたたかみのある質感です

藤田内科クリニックのスペースをお借りしての展示は、テラコッタによる女性像を季節ごとに順次お見せしていくものです。ご高覧の程、よろしくお願いします。

松田真治

松田真治氏経歴

自由美術協会会員
日本美術家連盟会員
富山県彫刻家連盟相談役

1960高岡市に生まれる
1981北陸中日美術展 高岡商工会議所会頭賞
1982北陸中日美術展 富山テレビ賞
1985富山県美術展 県展奨励賞
1989自由美術展 入選(以降連続入選〜94、96〜03)
1990新鋭選抜90とやま20人展
北陸中日美術展 小矢部市長賞
1991国民文化祭ちば’91 国民文化祭実行委員会会長賞
1999富山県美術展 県展大賞
2003自由美術展 会員推挙
2010自由美術展 平和賞
2013高岡市民展 高岡市美術館芸術選奨
富山県美術展 県展会員賞
2018〜2020富山県彫刻家連盟委員長